【真夜中の恐怖体験】と【衝撃的】な事実を知ることに
こんにちは、Ayah Naturalです。
過去の診察の様子
▲自宅で【パンチャカルマ】体験記
Day 1<アーユルヴェーダ・クリニック>自宅でパンチャカルマ・スリランカ
Day 2【本物の”デトックス体験”は 感情も身体の毒素も全て出しきれる】
Day 3【問題発生!!】【アーユルヴェーダドクター】が自宅に登場
コロンボの自宅で【パンチャカルマ】(解毒)・【ヴィレーチャナ】(下剤法、または瀉下法)をスタートさせて4日目。
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目次 1、 真夜中の恐怖体験 |
【真夜中の恐怖体験】とは
それは夜中の2時くらいのことだった。
体験したこともないような”腹痛”に襲われ、思わず寝ているベッドの上で蚊帳のチャックを勢いよく開けトイレに駆け込んだ。
お腹をくだすというよりも無意識に勢いよく水がでた。(表現が難しい)
”なんなんだろう??”突然の出来事に唖然としながらも、寝るしかないとまたベッドに戻り寝ようとする。
30分くらい経ち、また原因不明の腹痛に襲われた。
朝の5時までその繰り返しで、生きた心地はしなかった。
何しろコントロールできないくらいの痛みと、何が起きたのは分からない恐怖。
我慢できない。きっと4〜5回はトイレに行ったのだろうか。
この痛みがいつまで続くのか不安でいっぱいだった。
▲大家さんが用意してくれた”蚊帳”。スリランカはデング熱が流行しているので、寝る時に必要です!!1年間、このベッドで2人で寝ましたが、暑さと狭さの修行でした。
【恐怖の乗りこえかた】
とてつもない腹痛の激しいのが波のように襲ってくる。
これはいつまで続くのか、終わりが見えないからキツい。
治まったと思うとまた痛みがくる。
トイレで寝てしまえばいいと一瞬思ったが、きっと主人が起きたら心配させると思い這うようにベッドへ。
”きっといつかは収まる”と自己暗示をかける。
”怖い”と思うと更に辛いので、”呼吸を深くすれば大丈夫”とか”波の乗り越えかた”を冷静に内観していた。
”いつかは終わりがくる”とコロンボの自宅で祈った一夜。
静かに痛みと戦いながらも、熟睡する蚊帳のなかで寝ている旦那をトイレから眺めていた。
【気づけば朝になっていた】
目を覚ますと朝になっていた。
無意識にお腹に手をおいて寝ていたようだ。
『寝たのか寝れなかったのか』よく分からない状態だった。
昨夜の痛みはなんだったのだろう。考えただけでも恐ろしい。
辛い夜を過ごし”ゲッソリしている”のが自分でも分かる。
体力的にもかなり消耗していた。
夜中に何度もトイレに駆け込む私に気づいていたらしい主人。
状況を伝えると心配されたが、”彼もパンチャカルマ中で辛い状況”にある。
サポーター役の私まで【強烈な体調不良】に見舞われることになるとは。
恐ろしい体験だった。
【アーユルヴェーダクリニックに急行】
恐怖の一夜を越え、何が自分の身に起きたのか理解不能。
早速、アーユルヴェーダクリニックに連絡して状況を説明。
診察のアポイントが取れ急行するけれど、果たして無事にバスで1時間揺られて辿り着けるのか??自信があまりない。
でも行くしか道はなし。
着替えをすませ、バス停に向かい歩いていると今まで気づかなかった着ぐるみのお店を発見!!
▲なんだか笑えてくる。確実にくたびれているのが分かる雰囲気。
今日の私には癒しに感じた。そして、疲れている自分に気づく。
意識を別のところに向けて、痛みがもうこないように祈る。
▲道路は渋滞。コロンボからマウントラビニアまでの道は時間帯により大渋滞になります。(スクールタイムの朝と夜。)
スリランカ では普通のことだが、道路がレース会場のように感じる運転手に出会ったり)耐えられるか心配だった!
”今日はバスが暴走しないように!”と祈るような気持ちでいたら、今日のバスの車掌さん(お金を集金に来る人)と運転手のコンビは安全でいい。
▲この日は穏やかな運転で安心。
バスも空いていて快適。でもいつあの”恐ろしい痛み”に襲われるのか考えないように意識を遠くにやった。
▲しかし、突然!!バスはガソリンスタンドへ!
ガソリンを給油するようで、スリランカ ではよく見る光景。(たまにスリーウィラーも勝手によります。)
こういう緊急時にこうなるなんて、なんだか笑えてくる。もういつか到着できればいい。
スリランカに住むとハプニングだらけで、何が起きても笑えてきて怒りを忘れることができますよ。(いちいち怒っていたら身がもたない(笑)
▲もう好きにして!!バスに乗ったら、運命共同体です。なのでバスに乗る際は、ドライバーと運転手の感じを確認しましょう。
スリーウィラーで乗り継ぎ、なんとか無事に(奇跡に近い!)到着。
▲バスを降り、バス停からスリーウィラーで10分。途中に野犬がいるので、歩いて行く時は気にしないで強気で歩くと近くに来ません(笑)
ドクターが笑顔で待っててくれた。
笑顔が女神のよう!無事に到着でき、それだけでも心から感謝。
【ドクターからの衝撃的な言葉】
昨夜に起きた出来事をドクターに告げる。
どこか調子が悪いのか?
処方されて飲んでいる薬が合わないのか??
私はいろんな可能性を考え、頭の中がグルグルまわる。
旦那がパンチャカルマを受けているのになぜ、私がこのような経験をするのか理解できない。
そして、ドクターは冷静に笑顔で言った。
【吸気からパンチャカルマ】を経験したのです。
『あやこさんは毎夜、旦那さんの為に
【煎じ薬】を1時間半かけて焚き
においが充満した部屋に4日間もいましたね』
”すごく感じやすい方なので”そのような経験をすることが出来ました。
パンチャカルマを終えましたね。』
ドクターは卒業おめでとうと言わんばかりの最高の笑顔を見せてくれて『ありがとうございます』と思わず言ってしまった。
凄く納得できた。
気づけば私は相当、吸気から煎じ薬を吸ったのだった。
あまりにそれが数日目には自然なことすぎて、何も考えず楽しく焚いていた。
知らない間に”パンチャカルマ”を終了できて嬉しいような、なんとも言えない気持ち。
サポーター役だったのに結果的に夫婦でパンチャカルマを終えようとしている。
スリランカに住まなければこの経験はなかったし、自宅で行うことの凄みを感じた。
安心して帰りはカレーを食べに行き、お決まりの紅茶を飲んだら胃がスッキリするのに気がついた。
▲ドーサを注文。なぜか、いつもは注文しないこの形に強く惹かれた!全て完食し、”マサラチャイ”を飲んだら、急にパワーがでた。スパイスって凄い!
この時はまだ気づかなかったけれど、感じたことないくらい身体が軽くなり心も穏やかになった。効果絶大。
パンチャカルマは凄いです。
夫婦で強烈な体験をスリランカでしましたが、今となってはいい思い出で体調もいいです。
この空腹感を体験したら、自分のキャパを知ることができるようになりました。
いい経験をありがとうございました。
間違いなく、最強のデトックス。
シャンティランカ の皆様、お世話になりました。
あやこさん、あの日のことは私も鮮明に覚えてます。サポート役のあやこさんにパンチャカルマが起こるなんて、私も初めての経験でした。ほんとに薬草の力、凄いですね。
それとあやこさんのカラダが、それだけ素直で敏感なのでしょうね。いいことですよね❣️